セリカの剛性を確保するために、タワーバーを入れたいなーなんて考えました。フロント・リア共に純正品が付いている訳なんですけど、フロントはナナメの細いパイプだけでちょっと心配。リアはこんな細いパイプで大丈夫かって感じで心配。そういう動機だったと思います。CUSCOのタワーバーに交換しました。
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ストラット付け根のカバーを外します。写真のように、奥のボルトは高さが無いのでラチェットが入りません。なので、メガネレンチ(12mm)を使用しました。完璧を期してトルクレンチを使用する場合は、内装を剥がす必要があります。 |
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純正タワーバーを外した後にCUSCO製タワーバーを分解し、付け根の部分を先に装着します。分解しないと、内装が邪魔してうまく入りません。 |
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支柱部分を締めて完成。なお、ストラット付け根の純正カバーは装着できません。 |
純正のタワーバーを社外品に取り替えましたが、あんまり効果はわかりませんでした。ボディがヘロヘロになってたら、効果がある程度わかるんでしょうけどねー。
さて。タワーバーのメリットとデメリットについて、冷静に考えてみます。
たとえば運転ミス等でボディの左側をぶつけると、その衝撃は丈夫なタワーバーを伝わって右側にも伝わるわけです。その結果、ボディの左側だけでなく、右側もゆがむことになります。純正品のフロントがナナメに配置してあるのは、反対側にショックを伝えず、バルクヘッドで衝撃を受け止めようということなのだと思います。また、リアの場合も細いパイプですが、衝撃を弾力性のある、剛性のないパイプで吸収し、反対側に伝えないようにする意図があるのだと思います。意味もなく取り替えるというのも、考えものですねー。
・フロントタワーバ CUSCO Fストラットタワーバー \12,600
・リアタワーバー CUSCO Rストラットタワーバー \13,833
・交換時の走行距離…3400km (効果がわかるはずありません)
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