SARDのマフラー、AROUSE MIGには、低回転時のトルク落ちを防ぐためのバルブが付けられています。このバルブが本当にトルク落ちを防いでいるのか、高回転時には逆に抵抗になっているではないか、ということを調べるため、取り外してみました。
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これが取り外したバルブです。形状はフラッシュゴードンの乗る宇宙船のようです。ススで汚れて真っ黒です。 |
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バルブがどういう仕組みで動作するか、動かしてみましょう。これがバルブが動いていない状態です。 |
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押してみましょう。
びよ〜ん。
高回転時には排気圧力で栓の部分が押され、真ん中の筒の部分が飛び出します。すると、真ん中の筒以外の部分からも排気が出るわけです。 |
バルブを外すとたしかに馬力は上がりますが、その馬力が出る速度は時速180km/hぐらいです。通常の走行ではトルクが落ちますし、うるさくなるだけですので、つけたまま走りましょう。
・取り外し時の走行距離…不明 (これも記録してもしょーがないもんね)
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