■ TRDの車高調キット取りつけ後

■ 動機

 TRDの車高調整キット(減衰力調整式)を購入し、取りつけてもらいました。こればかりは自分で…というわけにはいきませんでした。

■ 作業内容

取りつけ後の車高調キット、フロント側です。
取りつけ後の車高調キット、リア側です。見ても何も面白くありません、はい。
減衰力調整式では、ストラット上部をマイナスドライバーで回すことにより、4段階に調整することができます。4がいちばん固い状態です。
車高の落ち具合を見せるため、真横から撮影。フロントは指1本ぶんです。さらに落とすこともできますし、上げることもできます。
リアの落ち具合です。TRDの標準設定では、フロントよりも落ち具合は少なめです。

■ 交換の効果は?

 車高調整キットを取りつけた後のセリカに乗った感覚ですが、遊園地にある「びっくりハウス」に入ったような感覚です。地面の継ぎ目、ワダチ、マンホールなどの、どんな段差も直に振動として伝わってきます。「道路ってこんなにガタガタだったんだなぁ」と思うことでしょう。
 もし自分のセリカに女性や友達、家族を乗せているなら、取りつけない方がオススメです。想像以上に振動がものすごくなりますので、気持ち悪くなって吐くかもしれません。もし彼女を乗せているのだったら、お別れコースに一直線です。パーツはお金で買えますが…。
 あと、当然ガタガタの振動の中でシフトチェンジするわけですが、足が半クラッチの位置になっていても、「うおッ」という感じで少しズレます。まさか半クラッチできない人はいないと思うのですが、できても乗りにくくなることには変わりありません(もともとサーキット用だし)。よく考えてから購入しましょう。

 自動車には慣らしが必要です。よくエンジンの慣らしのことが話題になりますが、マフラー、サスペンション、クラッチ等にも慣らしがあります。サスペンションの場合は100kmぐらい無理せずに走ります。このぐらい走ってみたら、取りつけ直後よりも揺れが少なくなりました。人によっては、「ショックが抜けた」と勘違いするかもしれません。いまは減衰力2の状態で走っています。

■ 交換の費用など

・車高調キット TRD車高調整キット減衰力調整式 \339,570
・交換時の走行距離…13530km (価格が高いのは、ディーラー価格だからです)