■ フロントパイプ・プラグ・冷却系交換

■ 動機

 いままでは自分の自己責任でパーツを交換してきましたが、そろそろ自分だけの知識と経験では限界に近づいてきましたので、信頼できるショップを探し、いっしょに相談しながらパーツを交換していくことにしました。今回の交換部分は、フロントパイプと点火・冷却系です。

■ 作業内容

いままでは自分でパーツを交換することを方針としておりましたが、これ以上の改造は知識・経験のあるショップと相談しながらやっていったほうがいい、と考えました。そこで見つけたのがA'PEXiディーラーの松本自動車です。中央道・稲城大橋(有料:200円)のすぐそばにあります。速い(クルマが)・安い(費用が)・うまい(効果がある)を売りにしているお店です。
まずはプラグ。HKSのS35iを外してみたところ、「真っ白ですよ〜」とのこと。つまり、焼けすぎ。たまにはプラグを外して、焼け具合を見ればよかったですね…。

一応言い訳させてください。水冷インタークーラーどかすのが、大変なんですもの…。

今回は熱価を1番上げて、8番に交換します。HKSはDENSO系ですが、A'PEXiはNGK系のプラグです。NGKのほうがいいですよー、とのこと。
冷却対策その1。

サーモスタットを、ビリオンのスーパーサーモに交換。ノーマルより低い温度で開弁するので、少しは水温上昇を抑えられます。

もう交換た後だったので、この中についてるよというイメージ写真です。心眼で見ると、見えるかもしれません。

冷却対策その2。

LLCを、ビリオンのスーパーサーモLLCタイプSに交換。サーキットを走る場合には別のタイプがお勧めのようですが、わたしはストリートメインなので、全般的な回転域で効くものを選択。この製品は薄めずにドバドバ交換するだけでいいそうです。お店では「相模川の水」と呼んでいるそうです。

純正パーツ前線復帰。

ブローオフバルブにHKSのSuperSQV(大気解放式)を使用していましたが、本来必要な圧力も抜けてしまうため、シフトチェンジがしにくく感じていました。お店の方は「エンジン痛めるからやめたほうがいいですよ」とのことでしたので、純正パーツに戻しました。

フロントパイプをC-ONE製に交換。

いろいろなメーカーやショップに電話して調べていただきましたが、セリカのフロントパイプは社外品は割れやすいそうです。つまり、高熱にさらされて車体の振動・エンジンの揺れなどがマトモに加わるため、一番丈夫なのは純正とのこと。C-ONEはステンレス製でジャバラ部分もあり(しなり箇所)、溶接もまあよくできているようでした。万一のため、純正は大切に保存しておきます。


■ 交換の効果は?

 冷却系に関しては水温計がないので、フロントパイプの効果について書きたいと思います。排気音に関しては、若干「ドロドロ」っていうインプレッサみたいな音になりました。エンジン内部の音がそのまま聞こえてくるような感じです。さて実際に走行しましたが、いやー、すごいすごい! エンジンの回転が面白いぐらいに簡単に上まであがってしまいます。いままではアクセルを踏んでも、「うううううううーん」って感じでしたが、フロントパイプ交換後は「ブン」「わお」って感じにストレスなく回ります。街乗りしやすくなりましたが、つい回転を上まで引っ張り気味になるので、注意深く運転したいと思います。
 松本自動車ではA'PEXiディーラーですが、ふつうの自動車整備工場でもあります。パーツの選定等も、「知識のないお客に買わせてしまえ」という悪徳店ではありませんので、気軽に訪れてくださいとのことでした。とても雰囲気のいいお店で、ぜひみなさんも訪れてください。またしばらく走ったら、パイプ接合部の増し締めなどもしてもらおうと思っています。

■ 交換の費用など

・C-ONEフロントパイプ、ビリオンスーパーサーモ、APEXi(NGK)8番、ビリオンLLC \134,000
・交換時の走行距離…27000km (まだライトチューンの範囲かな?)