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まずは準備する物です。
カッティングシート(今回は市販)、キレイな布、ヘラ、すぐはがれるテープ、カッター(無くてもよい)。
あと、平常心と根気、客観的な視点もあれば準備オッケーです。 |
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まずは貼り付ける場所をよく拭きます。ゴシゴシと。 |
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カッティングシートの位置決めをします。テープで貼って、ちょっと離れたところから見て、おかしくないか調べてください。ボディーの横に貼るときなどは、斜めに曲がらないように注意が必要です。
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位置決めができたので、上辺をテープでピタッと貼ります。このボンネットは曲面でうねっているので、うねりに合わせて貼ります。 |
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テープで貼ったら、くるっと上に倒します。 |
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びろびろ〜っと台紙をはがします。 |
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はい、はがし終わりました。このとき、突風が吹くと悲惨な目に遭うので、気象条件にも注意してください。 |
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くるっと反対側に倒し、端から注意深く貼り付けていきます。そーっと、そーっと。
急いでも失敗するばかりなので、慎重に作業しましょう。
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貼り終わりました。ここからが本番です。 |
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まずは布のようなものでゴシゴシこすります。 |
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ヘラで思いっきりゴシゴシゴシゴシゴシゴシこすります。この作業でシートとボディー間の空気が抜け、シートが密着するわけです。
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端からビロビロ〜っと透明シールをはがします。
思いっきりはがすと、ベロっと貼り付けるシートごとはがれてしまう恐れがあるので、そーっとはがしましょう。 |
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布でポンポンと叩きます。次に、よくこすれば作業は終了です。
いきなりこすると、ビロ〜っとはがれる危険性が高いので、叩いてからこすりましょう。
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トランク後部にも貼ってみます。後期型のGT-FOURにはこの位置にエンブレムがないので、うまい具合に空いています。
位置決めでは水平線が狂わないように注意が必要です。
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はい、完成。 |
よく「カッティングシートは自分で貼れますか?」というご質問を受けますが、貼るだけなら簡単です。ただ、曲面に貼ったり、シートが大きくなると、大きさの2乗に比例するように、指数関数的に難易度が増していきます。失敗すると格好悪いですし、斜めに曲がっているのは一目見てわかります。
よくレプリカするのに自分でシートを手で切ろうと思う人がいますが、それは「空想」です。手でキレイに切っても、パッと一目見てわかります。Illustratorなどで型を作り、機械で切るほうがオススメです。さらにいうと、Illustratorの型がヘタだと機械もその通りに切りますので、キレイな型を作れることが大条件です。いったん型を作ってしまえば、大きさを変えるのも自由自在です。