よく外人の方から質問メールを頂きます。おまえのオールペンはすごいなとか(純正なのに)、そのパーツはどこで売っているんだとか。そんなメールの中で、「あれ?」と驚いたものがありました。ドイツのセリカファンからのメールだったのですが、日本にしかないプロジェクターランプを装着しているのです。すごいなあと感心していたのですが、もう1点、「うそぉーっ??」と驚きました。フロントターンシグナルランプ(ウインカー)が透明なのです。なんかその写真を見て無性に悔しくなり、負けてはいられないとマネすることにしました。
合わない部分をノコギリでガリガリとカットし、奥側に折り曲げます。感触を確かめながら、慎重に折り曲げます。一気に「そりゃー」と折り曲げると、余計な部分まで「バキッ」といきますからね。切り取らないのは、いざというときに元のウインカーに戻せるようにするためです。 ノコギリでカットするとウレタンの白い部分が露出して見えますので、白い部分はボディと同色のタッチペンを塗って目立たないようにします。
左側のムリヤリ配線。水がかかることを考えて、防水タイプの割り込み配線カプラ(というのかな?)を使用します。
完成。ウインカーを点灯させましたが、わかりますでしょうか? オレンジ色に光っているので、わかると思うんですけど。 というか、この透明なウインカーって、誰か気づいてくれるのかなあ。わたしのセリカの場合、ボディの色に注目されて、ウインカーまでは気づいてくれないような気がするんですけどね。
気づく人は気づく、気づかない人は気づかない。とてもマニア向けの交換だといえるでしょう。乗っている身としては、いつウインカーが落下するのかどうか、多少不安です。簡単には落ちないと思うんですけどね。
・JZA80後期用ターンシグナルランプ&ケーブル \11,204 ・交換時の走行距離…34500km (もっと大切に乗ったほうがいいよなあ)